非常食を備蓄する人はアレルギー表示に注意

食物アレルギーを引き起こす食材は、多く知られています。そのうち患者数が多く症状が重い7品目を特定原材料といい、他に20
品目を合わせて、農林水産省は食品への表示を義務付けています。
従来は平成13年に厚生労働省が乳・卵・そば・小麦・落花生の5品目について加工食品への表示を義務付けていました。平成20年に表示制度は一部改正され、えに、かにが追加され、特定原材料は7品目になりました。また、大豆やりんご、ももなど18品目に対しても可能な限り表示することが求められています。
食物アレルギーをもつ家族がいる場合、非常食を備蓄する際には、表示制度が変わってからのものかどうかを確認する必要があります。平成20年以前の食品の場合、えびかにの表示がない場合があります。また、同じ製造ラインで食物アレルギーの原因となる食材を使用して加工品を作っていないか表示していない場合もあります。現在は、表示してあるものがほとんどですから、それも確認しましょう。食物アレルギーを引き起こす食材の中にはごく少量でも症状が見られ場合もあり、特にそば、小麦、落花生はアナフィラキシーショックという命に係わるショック症状を引き起こす場合があります。
これから非常食を備蓄する際には、表示制度が変わっていないかに注意する必要があります。新たに表示が義務付けられたものについてアレルギー症状を持つ場合もあるからです。その場合はきちんと選別する判断ができます。
表示義務のない食材についてアレルギー症状がある場合は、残念ながら原材料を見るしかありません。製造ラインについては分からないので、特に混入の危険性があると判断される場合は選ばないことです。